「コース」:近隣の里山歩きで紹介した「真弓山−風神山ハイキングルート図」のうち、今回山側道路の塙山T字路の登山口階段からのB山道ルートを報告します。歩いたコースは、B山道ルート〜真弓山の真弓神社〜爺杉〜表参道の見晴台〜山側道路の塙山T字路です。見晴台からは約180度の眺望が素晴らしく、南方には鹿島灘、水戸県庁、南西には筑波連山、西方から北西には日光連山、塩原連山(高原山)、北方には真弓神社の延長方向に高鈴山の電波塔(山は陰に隠れて見えない)が見られました。日光連山などは、いつもは雲や霞がかかって、1年に数回程しか見られませんが、今回はラッキーでした。 「歩行時間」:Bルート登山口階段(山側道路の塙山T字路)−約30分−県道61号−約12分−塙山分岐−約4分−真弓神社分岐−約10分−真弓神社−約10分−爺杉−約6分−表参道(三の鳥居)−約15分−見晴台−約22分−塙山分岐−約40分−Bルート登山口階段。 なお、Bルート登山口階段〜真弓神社までの歩行時間(片道)は約1時間弱、歩行距離(片道)は約2km。 「その他」:採石場がある県道61号(一般車両は不通区)は採石運搬のダンプが往来しており、主に石灰石を含んだ砂利道で、ダンプで踏み固められています。道幅はダンプ1台が通るのがやっとで、ダンプを避けるための路肩を常に確認しておく必要があります。また、ダンプが通ると白い砂埃が舞うので、タオルかマスクを用意しておいた方が良いです。路肩の草木も白くなっています。ただし、土、日はダンプも休みのようです。 |
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Bルート登山口階段(山側道路の塙山T字路) から登ります。 |
階段を約140段(正確には134段)登った 後に、山道に入り真弓山をめざします。 |
林木育種センターの松林脇の山道から一旦、県道 61号に出ます。県道61号をそのまま歩いても 塙山分岐に到達しますが、できるだけダンプを避 けるめ、約4分程歩いて左側の山道に入ります。 |
山道から再度、県道61号に出て、1〜2分で 塙山分岐に到達します。 |
塙山分岐から真弓山の真弓神社分岐に向かうが、 ここも左側の山道を登ります。 |
数分で真弓神社分岐に到達し、そこから左側の 山道を登ってすぐに下ります。 |
神社門を過ぎて、数分で真弓神社に着きます。 真弓神社に参拝し、平成25年参拝者記帳簿 (ノート)に記載します。ほとんど毎日のように 参拝している人もおられるようです。真弓神社の 由緒沿革の説明看板があり、ここで、その要点 を書いてみます。「真弓神社は大同2(807)年 に坂上田村麻呂の北征の際に八所権現をま つったことに始まりと言われており、その後も 源義家が戦勝を祈願し、陸奥を平定して凱旋の おり、弓八張を奉納したことから、真弓八所権現 と呼ぶようになったとのことです。以来、武門の 崇敬社として知られる古社です。その後、明治 元年12月に社号を真弓神社と改めたそうです。」 |
数分で表参道及び爺杉の分岐を過ぎると、神社門 が見えます。神社門の先には10月の台風でモミの 大木が倒れていて、倒木を越える必要があります。 |
真弓神社から来た道を戻ると数分で爺杉 分岐に着きます。看板に示すように、ここを 下ると約5分で爺杉の場所に着きます。 |
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爺杉(じいすぎ)は根周り15.4m、樹高約45m と茨城県内でも有数の大きさを誇る巨木です。県 指定天然記念物になっており、推定樹齢約940 年とのことです。上の写真でも分かるように樹高 45mのため、一枚の写真に収まりきれません。 |
爺杉を横から見ると2本に分かれています。 しかも、その木の股からカエデが生えています。 |
真弓神社の御神木である爺杉の説明看板です。 |
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爺杉分岐に戻り、表参道(三の鳥居)から 見晴台をめざします。 |
約10分前後で見晴台入口に着きます。 ここから階段を登ります。 |
数分で見晴台に着きます。見晴台からは 約180度の眺望が素晴らしいです。 |
見晴台から見た筑波山が少し霞んでいたので、 1ヶ月前に真弓神社境内から撮影した写真を 掲載しました。左側に筑波連山を代表する日本 百名山の一つである筑波山(877m)、右側に 加波山(709m)、燕山(701m)が見えます。 |
見晴台から見た日光連山です。1年に数回程しか 見られないのに今回はラッキーでした。左側に日光 連山を代表する日本百名山の一つである男体山 (2486m)、右側に女峰山(2483m)が見えます。 |
見晴台から見た塩原連山(鶏頂山(1765m)、 釈迦が岳(1795m)などの総称高原山)です。 |