・集合場所:笠間市営荒町駐車場と那珂市総合センターらぽーる駐車場(2か所) ・コース:貸切バスで笠間市営荒町駐車場(5名)を出発し、那珂市らぽーる駐車場(16名)で全員を収容。 そこから貸切バス(参加者21名)で国道を走行して、那須町の峠の茶屋駐車場まで移動。 峠の茶屋駐車場〜峰の茶屋跡避難小屋〜牛ケ首〜姥ケ平〜ひょうたん池往復〜沼原・三斗小屋分岐〜 沼原湿原(昼食)〜沼ツ原駐車場までの縦走コースです。 那須岳は、那須連山の中枢を成す茶臼岳、朝日岳及び三本槍岳の総称です。特に茶臼岳(1915m)は 数枚の溶岩流、火砕流、頂部の火砕丘、溶岩円頂丘から成る成層火山です。茶臼岳の山体は日光国立公園 に属し、日本百名山のひとつであり、那須岳の主峰又は那須岳の別称でもあります。 今回は、丁度紅葉のピークと重なり、沢山の登山者で賑わっていました。しかし、登坂の途中から峰の茶屋 跡避難小屋までは強風が吹き、歩くのもやっとでした。 下山後は待機していたバスで移動し、「源泉那須山」の温泉にゆったりつかり、登山の疲れも取れました。 ・天気他:晴/曇り、山麓16℃、山腹8℃。 峠の茶屋駐車場出発8:55、峰の茶屋跡避難小屋9:40−50、 牛ケ首10:13−15、姥ケ平10:37−53、ひょうたん池往復10:53−11:13、沼原・三斗小屋分岐 11:26、沼原湿原(昼食)12:52−13:17、沼ツ原駐車場到着13:35 。 コース約8km、歩数計16,400歩。 |
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峠の茶屋駐車場〜峰の茶屋跡避難小屋〜牛ケ首〜姥ケ平〜ひょうたん池往復〜 沼原・三斗小屋分岐〜沼原湿原(昼食)〜沼ツ原駐車場までの縦走コース |
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バスの車内から見た那須連山です。 左から白笹山、南月山、茶臼岳、朝日岳、 その右奥は三本槍岳と思われます。 |
峠の茶屋駐車場から出発です。 |
すぐに朝日岳が目の前に現れました。 |
登山指導センター(登山カード投入所)に 本日の登山計画書を提出しました。 |
那須岳登山口の標識の先には山之神の鳥居 があり、それをくぐると赤い毛糸の帽子を 被った狛犬が控えていました。 |
最初は樹林の中を進みますが、数分で 森林限界に達し、一気に視界がひらけます。 |
右手には朝日岳がそびえます。東斜面は紅葉や 緑の植物に覆われて穏やかに見えます。 |
茶臼岳の北斜面を巻いていく 一本道を進んでいきます。 |
朝日岳の左側に位置する剣が峰です。 右側に突き出た岩が恵比寿大黒岩です。 |
もうすぐ峰の茶屋跡避難小屋に着きます。 |
今登ってきたコースを振り返って見ると高度差を 感じます。中央部には鬼面山の稜線が見えます。 |
峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。大勢の 登山者で賑わっています。小学生もいました。 |
峰の茶屋跡避難小屋の北方は剣が峰です。 剣が峰の中腹を横切って、朝日岳に向かう登山者も います。剣が峰と朝日岳の西斜面は荒々しい岩肌 の険しい山容となり、東斜面とかなり異なります。 |
峰の茶屋跡避難小屋の裏の方から見た写真です。 北方(左側)は朝日岳方面に、南方(右側)は茶臼岳 山頂又は牛ケ首・姥ケ平方面に進むことになります。 |
峰の茶屋跡避難小屋から牛ケ首・姥ケ平 に向けて出発です。 |
すぐに硫黄鉱山跡分岐に着きます。ここから 南方(左側)の牛ケ首・姥ケ平に向かいます。 道標の遠方に流石山、大倉山が見えます。 |
硫黄鉱山跡分岐で、噴煙を上げる茶臼岳を見て 小休憩です。今回は茶臼岳山頂には登りません。 |
登山道脇に噴煙を上げる噴気孔がありました。 |
茶臼岳西斜面を横切るようにして進みます。 |
右斜面の眼下には、緑と紅葉が見えています。 紅葉の中に白く見えている所が姥ケ平です。 その右側に細長いひょうたん池が見えています。 |
噴気孔から噴煙を上げている 無間地獄が近づいています。 |
道標越しに見る無間地獄です。 |
マグマの息づかいや地熱を感じながら、 無間地獄を通過します。 |
通過した後に茶臼岳の頂上を見上げたものです。 あたかも噴煙と雲が一緒になっているようです。 |
やがて牛ケ首に着きます。牛ケ首の向こう側は 紅葉している日の出平です。 |
日の出平から少し戻って、姥ケ平に下ります。 左側に白く見えているのが姥ケ平です。遠方に 見える山は右から流石山、大倉山、三倉山です。 |
何回も出てきますが、ごつごつする岩の間の 下り途中に振り返って見た茶臼岳です。 |
赤いナナカマドの実がなっていました。 葉っぱが散っていたので、紅葉も終盤のようです。 |
下りの途中に見た紅葉です。見事に色づいて います。遠方には流石山他が見えています。 |
しばらく、シャクナゲやハイマツの緑と 紅葉の山道を下ります。 |
ここでも、振り返って見た茶臼岳です。 登り下りの登山者で賑わっています。 |
やがて姥ケ平に着きました。 |
姥ケ平から見た紅葉と茶臼岳です。緑と噴煙の 境界部をトラバースしてきたのが実感できます。 |
姥ケ平から木道を歩いて、ひょうたん池に向かい ます。木道は狭いので、ところどころにある支柱等 に足を寄せて、すれ違い時に道を譲り合います。 |
やがて、ひょうたん池に着きました。ひょうたん池に映る逆さ茶臼岳です。 水面に映る茶臼岳と紅葉が絶妙な景観で、那須岳紅葉としては一番魅力を感じた場所です。 |
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姥ケ平に戻り少し休憩後、沼原湿原をめざします。 姥ケ平にシラタマノキの白い実がなっていました。 |
同じく、アカミノイヌツゲの赤い実がなっていました。 |
やがて沼原・三斗小屋分岐に着きました。 左側の沼原湿原に向かいます。 |
下山道脇にシシガシラとイワカガミの葉っぱが 植生していました。 |
クマザサと広葉樹林の中を進みます。 |
やがて日の出平登山口に着きますが、 直進し沼原湿原をめざします。 |
同じく、クマザサと広葉樹林の中を進みます。 |
やがて沼原湿原の標識がある所に着きました。 ここからは木道を歩いて進みます。 |
木道脇にマユミの実がなっていました。 |
木道はすれ違い可能な二方向となっています。 |
沼もありました。 |
沼原湿原の草紅葉です。おにぎり型の白笹山が 見えます。その左側は日の出平、その遠方は 南月山です。ここで昼食を取りました。 |
昼食後、沼ツ原駐車場に向かいます。 |
駐車場との分岐に着きました。ここから途中まで 広いが長く続く階段を登ります。 |
発電所用の沼ツ原調整池が見えました。 |
沼ツ原駐車場に着きました。ここからは待機して いたバスで移動し、「源泉那須山」の温泉に ゆったりとつかり、登山の疲れも取れました。 |