里山歩き

2015年12月09日(水) 鍋足山登山

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・集合場所:里美ふれあい館駐車場(茨城県常陸太田市大中町3417−1)

・コース:里美ふれあい館駐車場に一旦集まり、ここから数台の車に分乗して猪ノ鼻峠登山口駐車場に集合〜
三角点峰(552m)〜鍋足山(529m、昼食)〜大中登山口〜里美ふれあい館駐車場戻りの縦走コースです。
 常陸太田市里美地区を代表する鍋足山は、三つの峰があり、その山容が昔の三脚の鍋を逆さにした形に
似ていることから、鍋足山と名付けられたということです。
 コースは低山ながら岩場や鎖場が続くため、注意が必要ですが、スリル満点のトレッキングが味わえます。
また、山頂からは360度の大展望があり、すばらしいです。
 鍋足山から西方・北西方向にかけて日光連山・那須連山等、南西方向には筑波山、南東方向には高鈴山が
見えます。しかし、このコースのアップダウンは急登と急降下が多く、ロープや鎖伝いもいたるところに出現
します。

・天気他:晴、10℃。  猪ノ鼻峠登山口駐車場出発9:58、三角点峰10:53−58、鍋足山山頂で昼食
  12:04−36、大中登山口13:04−07、里美ふれあい館駐車場戻り13:29。
  コース6.2km、歩数計12,400歩。
      
 
猪ノ鼻峠登山口駐車場〜三角点峰(552m)〜鍋足山(529m、昼食)
〜大中登山口〜里美ふれあい館駐車場に戻りました。
 
里美ふれあい館駐車場に一旦集まり、
ここから数台の車に分乗して、
猪ノ鼻峠登山口駐車場に向かいます。
 
里美ふれあい館駐車場から見た
鍋足山の全容です。
 
10分程で猪ノ鼻峠一里塚ロードパークの標識
がある猪ノ鼻峠登山口駐車場に着きました。
 
駐車場脇の猪ノ鼻峠登山口から
鍋足山・三角点峰をめざして出発します。
 
ヒノキ林の中を進みます。三角点峰まで十数回の
小ピークがあり、アップダウンを繰り返します。
 
何箇所かロープ伝いに岩場を登ります。
 
急降下の岩場をロープ伝いに下ります。
 
岩の痩せ尾根の上に出ると、西方向に展望が
開けて、日光連山や高原連山が見えました。
 
尾根上から西方遠方に、薄っすらと雪に
覆われた日光連山が見えました。
 
その右側遠方には高原連山が見えました。
 
やがて三角点峰(552m)山頂に着きました。
 
山頂から南側に鍋足山の本峰、2峰、3峰が並んで
見えており、昔の鍋を逆さにした三本足が突き出た
形から、鍋足山の名前の由来がわかります。
 
三本足の左側の鍋足山本峰の拡大写真です。
山頂の一本松が見えており、その下は
集塊岩の断崖となっています。
 
三角点峰から鍋足山をめざします。
 
急降下の岩場をロープ伝いに下ります。
 
小ピークの岩場をロープ伝いに登り返します。
 
やがて岩の痩せ尾根の展望地に出ました。
 
展望地から西方に奥久慈男体山の頂部(写真
中央部)が見えました。その左端に見えるのが
高崎山、右端に見えるのが白木山です。
 
岩の小ピーク脇を通過します。
 
すぐに第3峰の岩壁が見えました。
第3峰へは通行止めになっているので、
その左側を巻くようにして下ります。
 
急降下の下りです。落ち葉が積もっており、
滑りやすいので注意して下りました。
 
途中に紅葉がまだ残っていました。
 
やがて鞍部に着き、一息つきました。
 
鞍部は三叉路になっており、鍋足山・
猪ノ鼻方面・笹原方面の道標がありました。
 
鞍部から鍋足山第2峰に向けて登り返します。
 
途中に紅葉がまだ残っていました。
 
鍋足山第2峰の岩場を果敢にロープ伝いに
直登する人も数人いました。
 
大多数はその岩場の右側をロープや
鎖伝いにトラバースしました。
 
鍋足山第2峰です。第2峰からは歩いてきた
三角点峰や第3峰が見えており、
これから向かう本峰も目の前です。
 
第2峰の岩場を少し下ると、展望が開けたところ
があり、南西方向に筑波山が見えました。
 
同じく南東方向に高鈴山(写真中央部)と
神峰山(その左側)が見えました。
 
同じく北東方向に里美牧場・プラトーさとみの
風力発電用の風車が見えました。
 
北側には歩いてきた三角点峰が見えました。
鍋足山群は岩をまとった厳しい山容ですが、
三角点峰は穏やかな山容です。
 
目の前には鍋足山本峰(第1峰)がそびえており、
山頂の一本松と集塊岩の山容が迫ってきます。
 
鍋足山本峰(529m)の山頂です。
山頂からは360度の展望が開けており、
すばらしいです。ここで昼食を取りました。
 
山頂から北西遠方に、薄っすらと雪に
覆われた那須連山が見えました。
 
同じくその左側遠方に塩原の山が見えました。
更にその左側には前述の高原連山や
日光連山などが一望できました。
 
同じく山頂直下には、先ほど登った
第2峰の岩壁が見えています。
 
鍋足山本峰から岩場を下って下山します。
 
途中のヒノキ林の山道脇に、
ヤブコウジの群生地がありました。
 
山道の終点となる大中登山口に着きました。
鍋足山周辺案内図の看板がありました。
 
大中登山口には数台の車が駐車できるスペースが
あります。ここからは舗装された林道になります。
 
林道の終点となる大中コース入口に着きました。
逆にここから登るときの鍋足山入口です。
 
大中コース入口から里川を渡って、10分弱で
里美ふれあい館駐車場に到着しました。