集合場所:里川コミュニティーセンター前駐車場(常陸太田市里川町) コース:里川コミュニティーセンター前から約300m戻ると、里川集落ができた歴史や山岳信仰に関するいわれを記した三鈷室の碑がある。ここが登り口。しばらく進んで杉に囲まれた道を上がり、コースで一番きつい上りを過ぎると熊穴林道と合流する。林道を右に進み約700mの地点で、林道を離れて土塁沿いの落ち葉が敷き詰められたふかふかな道をたどる。 茨城側はヒノキ、福島側は広葉樹林。豊かな眺望が山頂まで続く。広い原っぱを横切って進むと約50mの急坂。雑木林を抜けると三鈷室山(870m)の頂上で、里美無線中継所が立つ。墓石と石塔が三基あり、広範囲の眺望が楽しめる。筑波連山、日光連山などの他、風力発電塔が立つ里見牧場(プラトーさとみ)も目の前に見える。 下りは舗装された岡見林道をゆっくり歩く。杉の緑と広葉樹の紅葉の対比は見応え十分。杉林を越えると水音が近くに聞こえ、左側に紅葉の山肌が鮮やかに見える。途中から中子川渓谷を下る。 上りは自然道(4.5km)、下りは舗装道(4.5km)と対照的なコースだが、急な上り下りがないので、9kmの道のりも苦にならない。ゆったりした尾根道のコースと800mを超える山の眺望、雰囲気を存分に楽しめるコースだ。 天気他:晴/曇り。午後2時半頃雨。駐車場出発9:30、三鈷室山ふもとで昼食11:30〜12:10、駐車場戻り活動総括14:20。コース約9km、万歩計17,000歩。 |
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熊穴林道を歩く |
三鈷室山(870m)の頂上 |
三鈷室山頂上から妙見山(653m)と前室山を望む (この三山から三鈷室山と総称される) |
三鈷室山頂上からの眺望 (杉の緑と広葉樹の紅葉のグラデーション) |
岡見林道(下山道)の紅葉 |
中子川渓谷を下る |